山梨抗菌印刷センターのご紹介

山梨抗菌印刷センターとは

山梨県内の印刷業者有志の集まり総勢9社による抗菌印刷がいよいよ山梨県内でも開始されました。
平成19年7月末日に「都市と生活社」との間で抗菌印刷に関する特許の山梨県内独占使用契約が締結されました。これは山梨県内での独占使用許可に関する特許使用契約です。
これによって、山梨県内での抗菌印刷は独占的に印刷可能となりました。

Q1なぜ、抗菌印刷と考えたのでしょうか

差別化や業態変革について組合セミナーがあり、我々の無尽会の話題にたびたび差別化などの話が出るようになってきました。
一人の力ではどうにもならないことでも同じ志の企業が集まれば大きな力となってパワーを出せる。
リスクは分け合って最小に、販売力は組織力と比例して大きくなる筈です。

そんな折りに週間朝日やAREAに抗菌印刷が使われるようになって、抗菌についてメンバー内で勉強会等を開催し真剣に検討する事にしました。
そして、今後の印刷の中で差別化の一助にとの思いから実行に至ったわけです。
これを機に、差別化や業態変革で生き残りをかけた大きな力になれればと期待しています。

Q2抗菌印刷は特許なのですか?

私たちも最初は信じられませんでしたが、既に特許を取られていました。
オフセット用湿し水に抗菌剤を混ぜての印刷方式
  特許番号 3030310号
OPニスに抗菌剤を混ぜての印刷方式
  特許番号 3401571号
ですから、この方式での抗菌印刷には特許が必要です。
そこで、この特許の独占使用契約を結ぶことで大手企業の参入が防げますし、無駄な価格競争も防げると考えました。 そして他社との差別化などが図れるわけです。
大手企業が行う前に抗菌印刷ができるようになってある意味ラッキーでした。

Q3抗菌印刷について簡単にご説明下さい。

簡単に箇条書き程度でまとめると下記のようになります。
抗菌印刷と品質
印刷機で抗菌剤入り印刷インキを紙面に処理加工する抗菌印刷の事です。
印刷物の表面にまんべんなく散布することで抗菌剤の層を形成させ抗菌効果の高い製品作ります。
印刷インキに混合するのではなく、抗菌剤を混合したOPニスなどで印刷物の表面に均一に 抗菌膜を印刷します。ですから抗菌力も安定した抗菌印刷物が出来ます。またご存知のように 光沢や耐光性、摩耗性もアップします。
抗菌印刷は防虫、防かびにも効果を発揮する新技術です。

高い安全性を確保、各種検査機関で合格

日本食品分析センター、日本食品衛生協会、東京都食品衛生協会などの検査に適合、 また「急性経口毒性試験」「皮膚局所刺激試験」「変異性試験」にも合格。
毒性については厚生労働省告示第20号(新370号)の規格に合格し、安心してご利用いただけます。
なお、印刷業界の自主規制「環境ホルモン」「NL規制」にも準拠しています。
山梨では唯一、抗菌印刷の特許通常実施権を「都市と生活社」と締結し、独占的に 山梨県全域をカバーして印刷販売が可能となりました。

クライアント企業様のイメージアップ

クライアント様も我々と同じように競合他社との差別化を考えているはずです。
抗菌印刷で企業イメージが格段にアップすることを提案出来ます。

SIAAマークが使用できる

SIAAマークは抗菌製品技術協議会が制定した抗菌シンボルです。
SIAAマークはJIS Z 2801に適合し抗菌製品協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に 表示されています。
(株)都市と生活社製の抗菌インキを使用した印刷物に限り「SIAA」のマークと特許番号を印刷物に記載出来ます。

Q4メンバー以外の印刷会社が抗菌印刷をする場合どのようにしたら良いでしょうか?

基本的にメンバー以外の方が特許に触れる方法で印刷することは出来ません。
印刷するであれば、山梨抗菌印刷センターのメンバーにお問い合わせ下さい。
下記の方法で対処します
・抗菌処理のみをメンバーへ外注する
・全ての印刷をメンバーへ外注する
このような方法で対応します。
詳しくは各メンバーへ直接ご連絡下さい。
なお、抗菌インキだけの販売は考えていません。

Q5抗菌印刷ってコストはかかるのですか?

特殊インキで一色増える程度とお考え下さい。
一般の印刷と同様です。
詳しくは各メンバーまで直接に見積もり依頼を下さい。

Q7 最後に何かありますか?

この抗菌印刷については、社会情勢がますます要求してくる事と確信しています。
県内の印刷業者さんも、このように特許に抵触しないで抗菌印刷の仕事が確保出来るようになりました。
そして、私たちを積極的にご利用いただき、仕事の幅を増やしていただきたいと思っています。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いに思います。

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